会長挨拶｜高千穂地区建設業協会（公式ホームページ）

ごあいさつ

　当協会は、昭和25年4月に「西臼杵郡地区建設業協会」として発足し、昭和47年9月に名称を「高千穂地区建設業協会」に改名し現在に至っています。私たち地域建設業は、社会資本整備や維持管理の担い手であるとともに、災害現場の最前線で活動するなど、地域社会の安全・安心を守る「地域の守り手」としての社会的使命を担っております。

　昨年は、台風14号により、管内では土砂崩れや道路陥落、水害による農地や用水路等の崩壊など、甚大な被害を受け迅速な復旧復興への対応が求められています。現在、会員一丸となって災害復旧工事に全力で取り組んでいるところでございます。

　西臼杵地域においては、人口減少・少子高齢化が進む中、建設業は他の産業よりも人手不足・担い手不足の問題が深刻化

している傾向にあるのではないかと感じております。特に若年層の就業割合が低く地域建設業の持続的発展が危ぶまれてい

ることから次世代を担う若者から選ばれる産業になることが必要不可欠であると考えます。働き方改革を推し進めると共に、

土木技術者をはじめ現場の更なる負担軽減に対する取組や改善を行い建設業がより魅力ある仕事と認識され真に若者が建

設業で働きたい・働き続けたいと思うような業界に変わっていかなければならないと考えます。

　地域建設業が、「地域の守り手」として永続していくためには、健全で安定した経営基盤の確立が必要であり、自然災害に対

応できる人材や資機材を常備できるための中長期的な事業量の確保が何より重要であると認識しております。　　

　今後も、国や県への要望活動や意見交換などを通して、当地区建設業の課題解決のための活動を推進するとともに、関係機

関団体との連携を強化しながら、公共工事の安定的な確保を推進してまいる所存でございます。

令和５年１０月　　　　　　　　　　　　　

高千穂地区建設業協会　　　　　　　　　　　　　　